ごはん日和

日記のような

ヒゲと鼻毛は同じ早さでのびる

他愛もない話にお付き合いください。

女の人には縁の無い話とは思いますが、男は毎日ヒゲを剃らなければなりません。
濃い人薄い人、色々いるようですが、私はどちらかと言えば標準的で、濃くもなく薄くもない方だと思います。
それでも朝起きて鏡を見ると、24時間前に剃った筈のヒゲ達がニョキニョキと顔を出しているのです。

私は毎朝出勤前に必ずシャワーを浴びるので、身体を洗うついでにシェービングクリームを顔にヌリヌリして、剃刀を使って丁寧に彼等をジョリジョリと剃り落とします。
電機シェーバーを使う人も多いようですが、あのウィ~ンというモーター音と、なんとなくオッサン臭いイメージが嫌いで、昔から剃刀で剃るのにこだわっています。
剃り終わったらシャワーで顔を丸洗いし、サッパリ!これでバッチリ!
...と、いかないから困ったものです。

鏡を見ると鼻の穴から鼻の毛達が「おはよう (·∀·)/」と飛び出しているではありませんか。
彼等も24時間前に切り落としたはずなのに。

しかし、厄介なことに鼻の穴には剃刀が入りません。

そこで登場するのが、妻の眉毛用ハサミです。
刃先が細くなっていて、しかも絶妙なにカーブが付いているこのハサミ、鼻の毛達を切るのにちょうど良い。
手際よくチョンチョンと剪定してやれば、これでバッチリ!
今度こそ完璧です。

しかし私の心はいつも不安で一杯でした。
自分の眉毛用ハサミで旦那が毎朝鼻毛を切っていると知ったら、彼女は怒るだろうか?もう知らないと子供を連れて出て行ってしまうだろうか?
そんな後ろめたい感情を抱きながら毎日過ごすのがイヤだったので、仕事帰りにドラッグストアに寄り、自分用の眉毛用 鼻毛用ハサミを物色してみたのですが、

高い。

¥1,000円以上するものがズラリ。
思っていたより高い!ハイグレード商品なら¥3,000近くするのです。
僕はただ、安心して鼻毛を切りたいだけなのに。

まぁ今すぐ必要な物ではないしな...、
と自分に言い訳をしながらビールを1本買って店を出ました。

ところが、ある日曜日の朝、わたしがいつものようにヒゲを剃った後お鼻の毛を、手際よくチョンチョンと選定していると、その様子を覗き見していた娘(3)がこう言いました。

 


「トト、どうしてママのハサミをお鼻に入れてるの?」


台所で包丁の音がピタリと止まり、
妻の足音が近づいて来るのが聞こえました。

 

 

おわりに

そのあと酷く怒られたのは想像に難くないと思いますが、
ここで悪いのは私ではなく、私の鼻の毛ではないでしょうか?
ヒゲと同じ早さで成長する鼻の毛が悪いのです。
もう少し成長スピードが遅ければ、1週間に1度程度の手入れで済めば、娘に見つかることも無かったと思うのです。

いや、そもそも、私が妻の眉毛用ハサミだと思っていたものは、実は妻の鼻毛用ハサミだったのかもしれません。

ハサミ

眉毛用?ハサミ

 

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